1999年に誕生したニューバランスのM1700。これまで長い間復刻されることのなかった品番ですが2016年1月に復刻が決定。ぼくも1700はこれまで履いたことのなかった品番なので購入してみることに。
ちなみに購入したのは「M1700CAA」と呼ばれる黒メインの配色のモデルです。
ニューバランスは、ブランドのフラッグシップモデルである1000シリーズの5代目「M1700」を復刻。2016年1月30日(土)より発売する。
オリジナルは、1999年に39,000円という高価格で発売され、その価格に見合うテクノロジーと履き心地で当時日本で話題となったアイテム。
その「M1700」が、ブランド生誕110周年のアニバーサリーイヤーとなる今年、初めてオリジナルと同じMade in U.S.A.での復刻、さらにメンズだけでなく初めてレディースサイズも展開される。
http://www.fashion-press.net/news/21254より
実際に履いてみた感想はこれまで履いてきた996や574とは別次元ということ。
とんでもないクッション性ですぐに気に入りました。もの凄くオススメできるスニーカーなのでこのページで1700の特徴をまとめておきます。
【ニューバランス M1700】の特徴
ABZORB(アブゾーブ)がフルレングス搭載
最初に言っておきますが、ぼくがニューバランスの1700を購入した一番の要因は「歩いた時のクッション性」が優れているからです。
では、なぜそれほどクッション性が優れているのかというと1700独自のソール部分に秘密があります。
1700のソールにはABZORB(アブゾーブ)と呼ばれるニューバランス独自のテクノロジーが搭載されています。
ちなみにこのABZORB(アブゾーブ)は990番シリーズの998でも採用されているテクノロジーです。
特にクッション性に優れた素材でニューバランスを代表する素材でもあります。
アブゾーブは998でも採用されていると言いましたが1700とは使用されている範囲が異なります。
998では足先から真ん中にかけてのみアブゾーブが使用されてるのに対し、1700では靴全体にアブゾーブが使用されています。
個人的な意見ですが歩いた時のクッション性は靴全体にアブゾーブが使用されている1700の方が何倍も良く感じました。
これは998以外の定番996や574と比べても同じで、歩いた時のクッション性は他の品番とは比べ物になりません。
初めて1700を履いたのはニューバランス東京でしたが履いた後店内を何週も歩いて回ったほどです。
メイドインUSA
中国製やベトナム製のニューバランスと比べると少し値は張りますが、やはりMADE IN USAはカッコイイです。
ぼくが購入したM1700も、もちろんアメリカ製。
ちなみに正規店での価格はなんと、
39,000円!!
スニーカーとしてはちょっと異常です(笑)。高額なこともあり1700を履いている人はそれ程多くありません。ぼくも初めて履くまではさすがに高いと思いましたよ。。。
ただ、履いてみると価格以上の価値があったのも確かで、今では愛用中のスニーカーの中でもかなり履く頻度は高い方です。
履けば1700の良さや価値が分かりますが履いてみなければ分かりません。出来るだけたくさんの人に履いて欲しい品番です。
※2018年にベトナム製のCM1700が発売開始。コチラは20,000円以下で購入可能なお得なモデルです
1000番台最後のモデル
1000番台の歴史を振り返ると、1300→1500→1400→1600→1700と、なります。
ニューバランス1700は、1000番台最後の品番です。1700以降は2000番台へと続きます。
じつは1000番台は1300、1400、1500に人気が集中しており、それ以降の品番は復刻がされていなかったり販売している店舗が少なかったりと世間に浸透していない品番でもあります。
さらに見た目も少し個性的で好みの分かれるデザインです。ただ、1300や1400よりも新しい品番のためそれらの品番よりも1700が機能的に優れているのも事実。
人とは少し違ったニューバランスを履いてみたい人には個性的なデザインと抜群のクッション性の1700はとてもオススメできる品番です。
まとめ
今回はニューバランススニーカーの中でも特に歩きやすいM1700のまとめでした。
価格は高めですが、このスニーカーを履いたら他の靴は履きたくなくなります。
ちなみにM1700を取り入れたコーディネート集もあります。
関連記事:ニューバランスM1700コーデ集
意外と履きこなすが簡単な靴です。
さらに余談ですが1700のデザインは当時のニューバランスのデザイナーが数分で書き上げたとの噂もあります。そのため社内では「5分で書いたデザイン」とも呼ばれているそうです(笑)